朝ドラ「らんまん」の終わりが近づいています。
万太郎の妻・寿恵子(すえこ)は病気になり、みるからに弱ってしまいました。
長年連れ添ってきた寿恵子は、亡くなるのでしょうか?
そこで今回は、
- 寿恵子がその後どうなるのか?
- 死ぬシーンはあるのか?
- らんまんの終わり方を予想
についてご紹介していきます!
らんまん寿恵子亡くなる?その後どうなるのか史実を調査!
らんまんの主人公・万太郎を支え続ける寿恵子。
浜辺美波さんの好演もあり、主人公と同じくらいの存在感を放っていますね。
そんな寿恵子は、病気を患い体調を崩しがちに・・・。
入院を勧められるも、家族みんながいる自宅での療養を希望します。
みるからに弱っていく寿恵子。
視聴者としても、先を見るのが辛くなってしまいます。
寿恵子は、このまま病状が悪化して亡くなるのでしょうか?
ここからはネタバレに注意を!
史実では55歳で亡くなる
残念ながら、寿恵子のモデルとなった方は、
55歳で死亡
しています。
寿恵子のモデルは、牧野寿衛さんです。
料理屋を売却したお金で一軒家を建てたものの、すぐに体調を崩してしまいます。
ドラマと同じですね・・・。
そして、病気が原因で、55歳の若さで亡くなっているのです。
マイホームを建設して、わずか2年たらずのこと。
当時の牧野博士は、66歳です。
ちょうど「理学博士」の学位を得て、これから博士の努力が報われる・・・という時だったそうです。
最後まで夫を応援していた
モデルの寿衛さんは、晩年病気を患っていたものの、
治療にあまりお金を使いたくない
と思っていたそうです。
というのも、牧野博士の研究費が削られることを心配していたんだそうです。
その頃、牧野博士は仕事が忙しく、全国を飛び回るような生活でした。
寿衛さんが重体な時も、牧野博士は植物採集に出張していたそうです。
きっと「私のことはいいから、行ってきて」と博士の背中を押したのでは無いでしょうか。
本当に、最後まで夫を応援していたんですね。
そう思いながら、オープニング曲の「愛の花」をきくと、心にグッとくるものがあります。
死因は「卵巣がん」
寿衛さんは、亡くなる直前に入院し、1ヶ月足らずで亡くなってしまいました。
当時は医療が発達しておらず、死因がわからなかったそうです。
しかし、その後、寿衛さんの死因は、
卵巣がん
だったと言われています。
というのも、万太郎のモデル・牧野富太郎氏は、
寿衛と同じ病気の人を出したくない
と考え、患部を大学に検体として差し出したようです。
この死因についての情報は、牧野博士と交流のあった作家・池波正太郎氏の本に書かれていたのだそうです。
おそらく、大学での検体の調査が進んだのでしょう。
寿衛の死因がはっきりしたことで、友人の作家にもその結果が伝わったのだと思われます。
スエコザサと命名
牧野博士は、寿衛さんの闘病中に見つけた「新種の笹」に、
スエコザサ
(学名:ササエラ・スエコアナ・マキノ)
と名付けます。
スエコザサ
— 渚のたぬき (@mFtyUSJOlmj0a30) September 19, 2023
牧野富太郎記念庭園にて pic.twitter.com/HmYV34auZs
寿衛さんの名前が永遠に残るように、と願いが込められていたようです。
ドラマ内でも万太郎が「笹は強い」と言っていたように、その特性が寿衛と重なる部分もあったのでしょう。
大抵の草花は茎の先端から成長するけんど、笹は違う。
「らんまん」93話より
グンと伸びて一気に背を伸ばす。
それに笹は厳しい場所でもしっかり根を張る。
飛び抜けて生きる力が強いがじゃ。
そして、夫人を想って、このような句も残しています。
家守りし 妻の恵みや わが学び
世の中の あらん限りや スエコ笹
この世がある限り、スエコ笹は青々と繁り、牧野博士の妻に対する想いも永遠に消えることはない・・・。
この2つの俳句は、牧野博士自身の墓の隣、夫人の墓の墓碑に刻まれています。
らんまんの最終週のサブタイトルも「スエコザサ」。
「スエコザサ」については、こちらの記事で詳しく紹介しています!
らんまん寿恵子の死ぬシーンはある?終わり方を予想!
寿恵子のモデルの寿衛さんが亡くなったのは、
1928年(昭和3年)2月23日
だと言われています。
ドラマでは、どの時代までが描かれるのでしょうか?
残念ながらその点については、まだ情報が出ていません。
ただ、らんまんでは、
寿恵子の死ぬシーンは描かれない
と予想しました!
というのも、8月25日に、NHK「あさイチ」に寿恵子役の浜辺美波さんが登場した際に、
浜辺:安心してみてください!
とコメントしていました。
今日のあさイチ
— イワミツ👖🥾一日一笑!一日一善!☝️😃 (@m_iwamitsu) August 25, 2023
浜辺美波がゲストだったんだぁ〜😊
プレミアムトーク録画しておけば良かったなぁ〜😆😅#らんまん pic.twitter.com/oFrQJVNgvY
なぜこのような発言をしたのでしょうか?
実は、金曜日に「あさイチ」に出たキャストはフェードアウト(ドラマに出演しなくなる)というジンクスがあるんだとか。
視聴者からも、このタイミングで出演することに不安を感じる声が寄せられていました。
その点について、浜辺さんはやんわり否定。
ちょうどその頃は、3人目を産んだばかりの若い寿恵子を演じていたこともあり、
浜辺:まだまだ元気いっぱい。
浜辺:もうちょっと寿恵子として明るく過ごしていけそうな雰囲気は感じています。
とコメント。
最後に、
浜辺:是非安心して観ていただきたいです。
と笑顔で呼びかけていました。
「8月の時点ではまだ出続けますよ!」という意味にも捉えれますが、「最後まで」安心してくださいという意味だといいですよね。
ドラマの最後に「最愛の人の死」が描かれてしまうと、終わり方の印象も変わってしまいます。
おそらく、祖母・タキが亡くなった時のように、直接的に死を描くことはないのでは無いでしょうか?
「楽しみじゃのう…いつか、この桜が咲き誇るがか…」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) June 30, 2023
タキの脳裏に浮かんだのは、満開の桜の下で笑顔の万太郎・寿恵子夫婦と竹雄・綾夫婦。そして子どもたち。
「うん…らんまんじゃ」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波#志尊淳 #佐久間由衣 #松坂慶子 pic.twitter.com/Wo2IFVST7D
そして、脚本家の長田育恵さんのコメントもヒントになりそうです。
長田さんは、最終週について、
「継承」が大きなキーワードになる
と話しています。
そのため、「牧野博士の研究が後世に受け継がれていく」という描き方がなされるはず。
とすると、万太郎と寿恵子がまだ元気な間に、時代が現代へと飛ぶかもしれませんね。
おそらくキーパーソンとなるのは、次女の千鶴です。
万太郎の研究や植物たちが、現代も生き続ける。
それを支えた寿恵子の想いものせて・・・。
いずれにしても、「らんまん」のタイトルにぴったりな終わり方になってくれることでしょう!
『らんまん』残すところ、あと10回、なんですね。万太郎と寿恵ちゃん、そして皆の人生が咲き誇るさまをどうか最後まで見守ってください。
— 長田育恵 / Ikue Osada (@tegamiza) September 15, 2023
まとめ
今回は、朝ドラ「らんまん」の寿恵子が亡くなる?その後どうなる?について終わり方の予想も含めてご紹介しました。
悲しい終わり方だと見るのも辛くなりそうですが、おそらくそこは脚本と演出で、爽やかで「らんまん」な終わり方になるのでは無いでしょうか?
最後まで、「らんまん」を楽しんでいきましょう!
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