ブギウギ鈴子は養子?笠置シヅ子が養女の史実を家系図でわかりやすく解説!

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ブギウギ鈴子は養子(養女)?笠置シヅ子の家系図で解説
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笠置シヅ子さんをモデルにした朝ドラ「ブギウギ」。

ヒロイン鈴子の生い立ちが気になる描写があり、「まさか養子?」と気になる人が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ドラマの原作となっている笠置シヅ子氏の史実について、家系図も入れながら詳しく解説していきます。

この記事にはネタバレを含む可能性があります。

目次
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ブギウギの鈴子は養子(養女)だった?

戦後のスター歌手・笠置シヅ子をモデルにした朝ドラ「ブギウギ」。

大阪の下町で銭湯を営む夫婦のもとで、のびのびと育てられた花田鈴子ですが、出生に複雑な事情があることが判明しました。

この「複雑な事情」をネタバレしてしまうと、実は、鈴子の本当の父と母は別にいて、

育ての親とは血のつながりがない=養子

という衝撃の事実が明らかになっていくのです。

確かに、今までも、たびたび「匂わせ」のようなシーンがありましたよね!

例えば、

  • 出産したばかりのツヤ(水川あさみ)と暗い顔の女性のシーン
  • 双子を連れて帰ってきて花吉(柳葉敏郎)が驚くシーン

などがありました。

一体、なぜ鈴子は花田家に引き取られることになったのでしょうか?

鈴子の本当の父や母は現在どうしているのでしょうか?

気になる部分について、今後ドラマ内で描かれていきますが、原作である笠置シヅ子氏の生い立ちが参考になるでしょう。

次の章で詳しくご紹介していきます!

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笠置シヅ子(鈴子のモデル)が養女の史実を家系図でわかりやすく解説

ブギウギ鈴子のモデルである笠置シヅ子さん。

実は、複雑な生い立ちがあることが判明しています。

詳しくみていきましょう。

未婚の子として生まれる

笠置シヅ子さんは、1914年(大正3年)8月25日に香川県大川郡相生村(現在の東かがわ市)に生まれました。

父は「三谷陳平」、母は「谷口鳴尾」という人物です。

シヅ子が生まれた当時、父は24歳母は19歳の若さでした。

二人は結婚していませんでしたので、シヅ子は未婚で生まれた赤ちゃんと言うことになります。

二人が結婚できなかった理由には、家族(父側)からの強い反対があったと言います。

実母は和裁教室の生徒

実母・鳴尾は、由緒ある家の出身で、三谷家の親戚筋だったそうです。

三谷陳平の母に和裁を習いながら、家事見習いとして同居していました。

そこで、三谷家の一人息子である陳平と恋愛関係になってしまったというわけです。

父は郵便局員で若くして病死

三谷家は、大々続く製糖業を営んでおり、地元ではかなり名の通った豪農でした。

そんな三谷家の跡取り息子である実父・陳平は、地元の郵便局で勤めるサラリーマン

そんな中で、鳴尾が妊娠してしまいます。

二人の結婚は三谷家に反対され、追い出された鳴尾は実家に戻り、一人でシヅ子を出産。

一方の陳平は、シヅ子が生まれた翌年秋に病死してしまうのです。

まだ25歳の若さでした。

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養母・亀井うめとの出会い

未婚でシヅ子を産んだ鳴尾は、母乳の出が悪く困っていたそうです。

そんな鳴尾を助けれくれたのが、のちに養母となる「亀井うめ」でした。

うめは、近所でメリヤス・手袋工場を経営していた中島家の娘で、大阪から出産で帰省中でした。

当時、うめは二番目の息子・正雄を産んだばかりだったので、シヅ子のために母乳を分けてあげたのです。

亀井家の養女になる

そんなご縁があり、生まれたばかりのシヅ子が亀井家にもらわれる話が持ち上がりました。

なぜうめがシヅ子を引き取ろうと決めたのか、実際のところはっきりとした理由はわからないそうです。

ただ、鳴尾はまだ10代で、金銭的にもシヅ子を育てることが難しいと判断したのでしょう。

また、うめの子供が男の子ばかりだったので、女の子のシヅ子に情が湧いたのではないでしょうか。

当時は、このように子沢山の家や不幸な生い立ちの子供を養子に出す話は珍しくありませんでした。

正雄と双子として育てられる

大阪へ二人の赤ちゃんを連れて帰ったうめ。(シヅ子は生後半年)

当然、夫の亀井音吉は「双子かいな?」と驚いたそうです。

音吉については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

シヅ子は、「亀井ミツエ」と命名され、正雄と双子として育てられました。

(小学校に上がる際に、「志津子」のちに「静子」に改名)

しかし、実子の正雄は3歳で病死してしまうのです。

シヅ子は、正雄と誕生日が1ヶ月違うことを知り、血のつながりが無いことに薄々気づいていたようです。

その後、シヅ子は、17歳のときにひょんなことから自分の生い立ちを知ることに。

しかし、真実を知ったことを養父母には言えなかったそうです。

笠置シヅ子の家系図まとめ

このように、実父は早くに亡くなり、実母とも疎遠になっていた笠置シヅ子さん。

亀井家では、ドラマのようにのびのびと育てられたでしょうから、実の子供ではないことは、本当にショックだったでしょう。

笠置シヅ子さんの家族関係をまとめた家系図がこちらになります。

笠置シヅ子の家系図

その後、実母・鳴尾や実父の友人と会う機会があり、自分の複雑な生い立ちを受け入れていったようです。

詳しくは、こちらの記事でまとめています。

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まとめ

今回は、朝ドラ「ブギウギ」の鈴子が養子なのか、史実に基づいて解説していきました。

笠置シヅ子さんは確かに亀井家の養女であり、複雑な生い立ちだったのです。

今後、ドラマではどのように描かれていくのでしょうか?

視聴者としても辛いシーンもあるでしょうが、鈴子の成長を見守っていきましょう。

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