笠置シヅ子さんをモデルにした朝ドラ「ブギウギ」。
シングルマザーで愛子を育てる鈴子のもとに、「大野晶子」という強力な助っ人が加わりました。
実際、笠置シヅ子さんには、このような家政婦が実在していたのでしょうか?
ブギウギの家政婦・大野さんのモデルがいるのか詳しくみていきましょう!
【ブギウギ】家政婦・大野晶子さんが登場!
戦後のスター歌手・笠置シヅ子さんをモデルにした朝ドラ「ブギウギ」。
シングルマザーとして愛子を育てながら、仕事を両立させることに苦悩していたスズ子の元に、ある強力な助っ人が登場しました。
それが、「大野晶子(役:木野花)」という年配の女性です!
大野さんは、鈴子の大変な様子を見かねた茨田りつ子(菊地凛子)が、家政婦として紹介してくれた人物です。
大野さんは、りつ子と同じく青森県の出身。
かつては、りつ子の実家(呉服屋)で女中として働き、わがまま放題なりつ子を厳しく諭してくれていたんだとか。
それから月日はたち、大野さんは、現在、独り身。
夫に先立たれて、息子家族がいる東京へ出てきたものの、戦争で息子家族全員を亡くしてしまうという辛い経験をしていたのです。
一方で、そんな面影を感じさせず、炊事、掃除、育児など何でもこなすスーパー家政婦として描かれています。
そして、家政婦を演じる木野花さんも同じく青森県の出身。
大野という役柄は「青森の女性の強さを持ちながら、正直に自分が思うことをまっすぐ言える女性」をイメージして演じているそうです。
東北地方の独特の方言が、温かくい人情味を醸し出していますよね!
【ブギウギ】大野のモデルは実在?笠置シヅ子の家政婦を調査!
「ブギウギ」では、何でもこなすスーパー家政婦として、鈴子を支える大野晶子さん。
スズ子自身もとても頼りにしている人物です。
そんな家政婦・大野さんのモデルは実在したのでしょうか?
笠置シヅ子さんの情報や自伝などを調査したところ、
複数の家政婦さんを雇っていた
ということが判明しています!
笠置シヅ子さんは、1950年に世田谷に土地を購入し、そこに豪邸を建設。
当時、すでに使用人3人(とその家族2人)がいて、使用人が居住できる別邸も備えていたそうです!
シズ子は世田谷に306坪の土地を購入すると、使用人3人(とその家族2人)が居住する別邸も備えたハリウッド風の豪邸を建てて、そこにヱイ子と居住した。
引用:wikipedia
笠置シヅ子さんは、その前年の東京在住の高額納税者ランキングで、堂々の2位に君臨していました。
この頃は多忙を極めていたはずですから、仕事と家事育児の両立のために、使用人を複数雇っていたのは自然なことでしょう。
また、世田谷に転居した1950年には、「ブギウギ」と同じく、アメリカ巡業のために渡米しています。
その間に家を守り、娘・エイ子(愛子のモデル)の面倒を見ていた人物がいたことは間違いありません。
ただ、使用人の中に「大野晶子」のモデルがいたか?については、情報が少なくて特定できていないのが現状です。
また、ブギウギの制作側も「史実にはないオリジナルキャラクター」として大野さんを紹介しています。
大野晶子は、史実にはないオリジナルキャラクター。
引用:スーパー家政婦・大野さんのすさまじい説得力…木野花のスゴさ
そのため、「笠置シヅ子に使用人(家政婦)はいたが、実在のモデルはいない」というのが有力。
物語の内容を膨らませるために、大野さんという家政婦を登場させた可能性が高いでしょう!
アメリカ兵と結婚した付き人・小夜のモデルについては、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
今回は、朝ドラ「ブギウギ」で家政婦となった大野晶子さんのモデルについてご紹介しました。
大野さん自身も家族を失い、鈴子と似たような境遇であることがわかりました。
また、史実では、笠置シヅ子に使用人(家政婦)は複数存在していたものの、実在のモデルはいない可能性が高いことがわかりました。
「ブギウギ」では、鈴子の家族の1人のような存在となっていく家政婦の大野さん。
今後も目が離せない重要な人物となっていくでしょう!
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