笠置シヅ子をモデルにした朝ドラ「ブギウギ」。
主人公の父(花田梅吉)は、香川に戻って写真館を開いていましたが、「胃がん」で亡くなってしまいます。
これは、史実通りなのでしょうか?
今回は、笠置シヅ子さんの父(養父)の晩年や死因について詳しくご紹介していきます。
笠置シヅ子の父の死因は病死?
朝ドラ「ブギウギ」の主人公・福来スズ子の父は、花田梅吉(柳葉敏郎)。
この梅吉のモデルとされるのが、笠置シヅ子の父・亀田音吉(かめだおときち)さんです。
ドラマでは、「胃がん」を患って亡くなってしまいます。
モデルの亀田音吉さんの死因も、ドラマと同じく「胃がん」などの病死だったのでしょうか?
結論からお伝えすると、「胃がん」で亡くなったのは、笠置シヅ子さんの母(亀田うめ)。
一方、父の亀田音吉さんの死因や時期については、詳しい情報が無いということがわかっています。
笠置シヅ子さんの父・亀田音吉さんも、一時は東京で笠置シヅ子さんと同居していました。
しかし、東京大空襲で家が焼けてしまったことがきっかけで、故郷の香川へ。
戦後の1949年(昭和24年)には、娘・笠置シヅ子さんを香川に呼び、「地元公演」をやったことがわかっています。
そのため、少なくとも1949年ごろまではご存命だったのでしょう。
なお、東かがわ市引田の萬生寺に、笠置シヅ子さんの父母のお墓、弟のお墓が建てられているそうです。
笠置シヅ子の養女の史実については、こちらの記事でもご紹介しています。
笠置シヅ子の父は香川でカメラマン?写真館の史実
また、朝ドラ「ブギウギ」では、スズ子の父・梅吉は、香川で写真館を開き、カメラマンを生業としていたという話がありました。
これは史実なのでしょうか?
こちらについて調査したところ、香川に帰った後の笠置シヅ子さんの父の職業の情報は無いということも判明しています。
残念ながら、笠置シヅ子さんの関連本にも、父の亀田音吉さんに関する情報がほとんどありません。
そのため、「カメラマン」「写真館」というのはドラマのオリジナル設定の可能性が高いと思われます。
なお、笠置シヅ子さんの父は、ドラマの梅吉と同じく、「芸能・ギャンブル・お酒」などが好きな遊び人だったとのこと。
笠置シヅ子さん自身、そんな父に懲り懲りで、父について多くは語らなかったようです。
梅吉のモデル・亀田音吉さんについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
まとめ
今回は、笠置シヅ子さんの父の死因が病死だったのか?についてご紹介しました。
「胃がん」で亡くなったのは、母親の方で、父の死因に関する情報は、残念ながらありませんでした。
また、ドラマのようなカメラマンをしていたという情報も無く、オリジナルの設定という可能性が高いでしょう。
笠置シヅ子さんの豪華な自宅については、こちらの記事でご紹介しています。
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