戦後のスター歌手・笠置シヅ子さんは、華やかな私生活も、世間の注目の的。
世田谷に300坪以上ある土地を購入し、豪邸と美しい庭を構え、娘と使用人たちと生活していました。
そんな笠置シヅ子さんの自宅はどこで、現在はどうなっているのでしょうか?
当時の自宅の画像も合わせて、ご紹介していきます!
【画像】笠置シヅ子の自宅がすごい!美しい庭園も
戦後に「東京ブギウギ」などをヒットさせ、大スターとなった笠置シヅ子さん。
1949年(昭和24年)には、東京エリアの高額納税者ランキングの2位に君臨していました。
そんな笠置シヅ子さんは、翌年1950年、世田谷に大きな邸宅を建設。(当時36歳)
当時の大スターが住んでいた自宅とは、一体どんな豪邸なのでしょうか?
当時の雑誌に掲載されていた、自宅の画像がこちらになります!
笠置シヅ子さんの自宅は、世田谷の敷地306坪、ハリウッド風の豪邸。
こちらの写真はモノクロですが、赤い屋根と白い壁で、モダンで明るい雰囲気だったんだとか!
平屋建てで、全自動のゲートが設置されていたそうです。
そして、家の中で一番良い位置には、愛娘のエイ子ちゃんの部屋。
笠置シヅ子さんの洋服が収められているクローゼット、ピアノが置いてある部屋の写真もあります。
笠置シヅ子さんの部屋と思われる場所で、娘のエイ子さんと共に、鏡台の前でメイクをする画像も残っていました。
また、色とりどりの花が咲き乱れるロマンチックな庭園もあり、「笠置ガーデン」と呼ばれていたんだとか!
その庭園では、毎年、エイ子さんのバースデーガーデンパーティが開かれていたそうです。
また、当時は使用人さんも複数人おり、同じ敷地内には、その人たちが住める別宅もありました。
なお、当時は「プライバシーの保護」という観点が薄く、このようにスターが自宅を公開することも少なくなかったそうです。
それを象徴するように、笠置シヅ子さんの自宅には、このように堂々と「表札」も掲げられていました。
このように華やかなプライベートが雑誌にたびたび取り上げられたことがきっかけで、娘さんを標的にした事件が発生してしまいます。
ただ、当時のご近所さんによれば、私生活での笠置シヅ子さんは、芸能人のオーラはゼロ。
「どこにでもいるおばさん」風の質素な格好で、家の周りを掃除されていたそうですよ。
また、笠置シヅ子さんは、最愛の人・吉本穎右さんと死別後も、再婚することはありませんでした。
そのため、娘のエイ子さん、使用人数名と共に、この自宅で生活していたことになります。
笠置シヅ子の自宅は世田谷のどこ?現在は?
このような笠置シヅ子さんの世田谷の自宅は、一体どこなのでしょうか?
笠置シヅ子さんの自宅住所は、
世田谷区弦巻1丁目
にあったことがわかっています!
当時、この周辺は高級住宅地で、大きな豪邸がずらりと立ち並ぶ田園調布のような地域だったそうです。
ただ、具体的な場所までは特定できる情報がありませんでした。
というのも、笠置シヅ子さんの自宅は取り壊され、現在はマンションに建て替えられているようです。
笠置シヅ子さんは、36歳から70歳で亡くなるまで、この自宅で生活されていました。
少なくとも亡くなる1985年までは、このエリアに笠置シヅ子さんの自宅があったことは間違いありません。
晩年の笠置シヅ子さんの姿については、こちらの記事でお写真を紹介しています。
愛子のモデル・亀井エイ子さんの現在については、こちらの記事でご紹介しています。
まとめ
今回は、戦後のスター歌手・笠置シヅ子さんの自宅についてご紹介しました。
残念ながら、現在はもう存在していませんが、当時の画像から家の雰囲気を垣間見ることができました。
笠置シヅ子さんの世田谷の自宅は、真っ白な壁の平屋建てで、素敵なお庭も・・・。
高級住宅地ということですが、一際目立っていたのでは無いかと思われますね!
笠置シヅ子さんの家政婦(使用人)については、こちらの記事でもご紹介しています。
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