ブギウギ橘アオイのモデルは誰?翼和希の先輩・OSK男役スターを調査【橘先輩】

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ブギウギ橘アオイのモデルは誰?翼和希のリアル先輩の可能性も
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笠置シヅ子氏をモデルにした朝ドラ「ブギウギ」。

ヒロインの先輩役であり、USK男役トップスターの橘アオイ(翼和希)がカッコいいと人気ですね!

この「橘アオイ」にはモデルが実在しているのでしょうか?

詳しく調査しましたので、ご紹介していきます。

目次
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【ブギウギ】橘アオイ(翼和希)の役どころは?

趣里さんがヒロインを務める朝ドラ「ブギウギ」。

その舞台である梅丸少女歌劇団(USK)の男役スターが、

橘アオイ

ですね!

大和礼子(蒼井優)とともに、劇団を引っ張るメインメンバーです。

橘アオイの役どころ
  • USKの1期生
  • 迫力ある力強い踊りが得意
  • 昔は劣等生だった努力家

橘は、新しく入団したスズ子たちの「鬼の教育係」を担当。

橘と大和の教えのもとで、スズ子たちは逞しく成長していくのでした。

演じるのは、

現役のOSKスターの翼和希さん

ということでも話題になっていますね!

OSK日本歌劇団は、笠置シヅ子氏が所属していた劇団で、USKのモデルです。

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ブギウギ橘アオイ(橘先輩)のモデルは3人?

朝ドラ「ブギウギ」の橘アオイは、実在のモデルがいるのでしょうか?

ドラマプロデューサーによれば、「複数のキャラクターを参考にしている」とのことです。

そこで、橘アオイの人物設定に近いモデルを3人ご紹介していきます!

日本初の短髪の男役「水の江瀧子」

まずは、「男装の麗人」と呼ばれ熱狂的な人気を誇った男役スター

水の江瀧子(みずのえたきこ)

さんです。

水の江さんは、東京の松竹楽劇部1期生で、初代男役スターでした。

  • 1915年 北海道出身
  • 1928年 東京松竹楽劇部の1期生(笠置シヅ子と出会う)
  • 1930年 男役スターとして国民的人気
  • 1933年 桃色争議を起こす

1931年に「先生様はお人好し」で、髪をショートカットにして男役を演じたことで話題に。

「男装の麗人・ターキー」との愛称で、国民的人気を獲得していきます。

当時、ライバルの宝塚少女歌劇には、男役はいたものの、髪型は長髪を束ねて帽子の中に隠すのが主流でした。

そのため、水の江の人気により、宝塚でも「短髪」が流行り始めたと言われています。

さらに、水の江瀧子は、「桃色争議」を起こした中心人物としても有名です。

その労働紛争に呼応して、笠置シヅ子のいる大阪でもストライキが発生するのです。

そんな水の江瀧子と橘アオイとの共通点をあげるとすれば、

  • 当時珍しかった短髪であること
  • 劇団(東京)の初代男役スター

という点ですね!

ちなみに、水の江瀧子さんの初舞台(当時13歳)の際に、笠置シヅ子(当時14歳)は出会っています。

当時、東京松竹楽劇部の旗揚げ公演のために大阪から上京していたシヅ子。

「笠置シヅ子は初めてお化粧をしてくれた先輩」であり、その後も交流が続いていたそうです。

OSKの初代男役スター「柏ハルエ」

(左から、柏ハルエ・笠置シヅ子・アーサァー美鈴)

次にご紹介するのが、OSKで笠置シヅ子と共に活躍した

柏ハルエ(かしわはるえ)

さんです!

柏ハルエさんは、OSK(USKのモデル)の初代男役として人気を博した人物です。

柏ハルエ
柏晴江(柏ハルエ)
  • 1913年 大阪府生まれ
  • 1929年 松竹楽劇部(現OSK)に入団
  • 1934年 笠置シヅ子・アーサァ美鈴と共に活躍

柏ハルエさんは、大阪の女学校を中退して歌劇の道へ。

年齢的には笠置シヅ子の1歳年上ですが、シヅ子の後に入団している後輩に当たります。

1933年の「桃色争議」の前までは「準スター」という立ち位置でした。

ブギウギの「桜庭和希のモデル」ではないかとの予想も。

その後、スターが多く抜けてしまった松竹楽劇部は、立て直しを図るために、「柏ハルエ」と「アーサァ美鈴」を男役スターとして売り出します。

娘役の「笠置シヅ子」と共に、3人で劇団を盛り上げていくのでした。

アーサァ美鈴・笠置シヅ子・柏ハルエ

騒動後の初舞台「カイエーダムール」では、東京の水の江瀧子に対抗する形で「西の男役・柏ハルエ」と大々的に宣伝されていたようです。

舞台は人気となり、主題歌はレコード化されて、歌手デビューへ。

笠置シヅ子がA面の「恋のステップ」、B面を柏ハルエ「いぢわるもの」を吹き込みました。

柏ハルエと橘アオイの共通点をあげるとすれば、

  • OSKの初代男役スターであること
  • 名前のバランスが似ている

という点でしょうね!

翼和希を指導した上級生?

これまで、笠置シヅ子が活躍した時代の男役スターをご紹介しましたが・・・

実は「橘アオイ」というキャラクターは、翼和希さんの実体験をもとに出来上がった可能性があるのです。

翼和希さんは、このキャラクターを演じるに当たり、

劇団に入りたての頃の上級生を思い浮かべた

とコメントされています。

翼和希さんは、2011年にOSK研修所に89期生として入学し、2年間の研修を経てOSKに正式入団されています。

今でこそ声を張り上げる熱血指導はないものの、当時は「橘さん系」の上級生の人もいたそうです。

その方達を思い出しながら、役作りの参考にさせてもらったとのことでした。

ちなみに、上級生に対して「今お話しさせていただいてよろしいでしょうか」と前置きするのは、現存の決まり文句なんだそうですよ。

当時、研修生であった翼和希さんも、こうしたマナーを1つ1つ徹底的に叩き込まれていたのですね。

翼さんは、この役を演じてみて、「こんなにもエネルギーを使って指導してくださっていたのか」と改めて気付かされたそうです。

お名前こそ出されないものの、そんな厳しい先輩方の面影が今の役作りに生かされているということでした!

柔和な雰囲気の大和礼子と良いバランスが取れていて、演技も素晴らしいですよね。

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まとめ

今回は、朝ドラ「ブギウギ」の橘アオイのモデルについて取り上げました。

明確なキャラクターはありませんが、「水の江瀧子」や「柏ハルエ」などの男役スターや、翼和希さんのリアル先輩方がモデルになっているようですね。

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