朝ドラ「ブギウギ」のヒロイン花田鈴子の実家は銭湯を営んでいます。
そんな銭湯「はな湯」のロケ地・撮影場所は一体どこなのでしょうか?
また、「はな湯」に実在するモデルはあったのかも気になります。
そこで今回は、銭湯「はな湯」のロケ地、モデルになった銭湯について史実を元にご紹介していきます!
【ブギウギ】鈴子の実家は銭湯「はな湯」
「ブギウギ」のヒロイン鈴子の実家は大阪の下町で銭湯「はな湯」を経営しています。
鈴子は、常連客に歌声を披露する看板娘。
「はな湯」を営むのは、鈴子の父「花田梅吉」と母「花田ツヤ」です。
おそらく「はな湯」という名前の由来は、苗字の「はなだ」から来ているのでしょうね!
そんな銭湯「はな湯」は、町の人々の憩いの場として繁盛する日々が描かれています。
従業員のゴンベエもいい味出してますよね。
ドラマの設定では、銭湯「はな湯」の場所は、大阪の下町・福島にあると紹介されていました。
【ブギウギ】銭湯「はな湯」のロケ地・撮影場所はどこ?
「ブギウギ」の銭湯「はな湯」は、大阪・福島にあるという設定ですが、ロケ地・撮影場所はどこなのでしょうか?
ロケ地は弁天町「寿温泉」
こちらについて調査したところ、
大阪市港区弁天「寿温泉」
がロケ地の可能性が高いことが判明しました!
〒552-0007 大阪府大阪市港区弁天4丁目10−12
撮影場所は、福島ではなかったんですね!
このロケ地については、鈴子の幼少期を演じる澤井梨丘(さわいりおか)ちゃんが、2023年9月末のNHK特番に出演した際に紹介されていました。
ブギウギの、主人公の実家の銭湯(のロケやった銭湯)、弁天町にあるっていうから調べたら世界館の近所だった。世界館て、もとは「OSKの専用劇場」だったので、その意味でもOSKのスピリットがドラマに流れている(ムリヤリ)。 #ブギウギ pic.twitter.com/L5MpC7gknc
— 青木る(えか) (@daikix) September 29, 2023
この寿温泉は、1960年創業の老舗の銭湯。
2023年の今年は、なんと63年目を迎える昭和レトロな大衆浴場です。
ここの脱衣場の天井は、今では珍しい「折り上げ各天井」という豪華な作り。
東京にある宮造りの銭湯によく見られますが、大阪ではレアなんだとか。
浅風呂、深風呂、電気風呂、ジェットバス、スチームサウナ、水風呂など設備も充実している銭湯です。
撮影地「寿温泉」の口コミ
実際に「寿湯」に行った方の口コミを見てみると、「レトロ感がいい」「素敵な風呂屋さん」などと高評価でした。
#寿温泉 大阪市港区
— yujikodama (@douwaenn1) July 23, 2022
大阪を代表する昭和レトロ空間の風呂屋。浴場の床と浴槽の框と湯船外側の石段が御影石だ。石は風情あって落ち着く~。
石段に座り、湯桶で身体に湯を浴びるのがイイ。湯温も熱めで私好みだ。冷たい水風呂と交互浴を堪能。
寿温泉横の喫茶ヒロミのミックスジュースはお薦めです pic.twitter.com/iSCEDOvcYL
昨日から始まった朝ドラ" #ブギウギ”@asadora_bk_nhk
— おっきなお風呂♨️💭インふろエンサー (@okina_ofuro) October 3, 2023
主人公の実家が銭湯という設定で、浴室の撮影に使われている大阪の港区弁天町【寿温泉】は数少なくなってきている大阪の激烈レトロ銭湯の中の1軒です。
御影石の浴槽と石畳が抜群の風情を放っていて、おすすめ中のおすすめ銭湯です。 pic.twitter.com/b6zPCmKD2v
弁天町の寿温泉さん行ってきました。
— ほこ松 (@gon6c) January 18, 2023
大阪市内屈指のレトロ銭湯でありながら、設備も充実!しかも駅近!銭湯初心者の皆様にもオススメします。
こんな素敵なお風呂屋さん、何度でも宣伝するぞっ‼︎ pic.twitter.com/BY7epxHd5T
撮影で使われたのは浴場
実際にブギウギの撮影に使われた場所は、
銭湯の浴場
だそうです。
鈴子もお風呂に浸かっているシーンがありましたが、ここで撮影されたんですね。
ちなみに、その他の外観や番台などの内装は全て美術セットだそうですが、この寿温泉の内装を参考にされた可能性も高いでしょう。
さすがに現役で稼働中の銭湯で、全ての撮影はできないですしね。
こちらは月曜日が定休なので、そのタイミングで撮影されていたのかもしれません!
「寿温泉」の概要
港区弁天町の「寿温泉」の概要はこちらです。
- 住所:大阪府大阪市港区弁天4-10-12
- アクセス:JR環状線「弁天町」駅 徒歩7分、地下鉄中央線「弁天町」駅 徒歩10分
- 営業時間:16:00〜22:30
- 定休日:毎週月曜日
- 電話番号:06-6572-1893
- 入浴料金:大人(高校生以上)490円/中学生350円/中人(小学生)200円/小人(0歳から幼稚園児)100円
※2023年10月時点の情報です。
【ブギウギ】銭湯「はな湯」のモデルは実在?史実を調査!
ブギウギで登場する銭湯「はな湯」。
モデルになった銭湯は実在しているのでしょうか?
笠置シヅ子さんの史実について調査したところ、
実家が銭湯を経営していた
ということが判明しています。
シヅ子さんの父・亀井音吉さんは、大阪で米商売をした後、「銭湯業」に転職しているのです。
音吉さんについて、詳しくはこちらの記事で紹介しています。
音吉は、シヅ子さんが小学校に上がる1921年頃に風呂屋に転業。
当時、大阪は人口増加とともに銭湯がブームになっていたそうで、音吉も風呂屋に目をつけたのではないかと言われています。
しかし、この銭湯業は決して順調だったとは言えなかったようです。
というのも、行政から営業区域の指導がたびたび行われ、1922年〜1925年まで何度も引っ越しを繰り返すことに。
最初は「下福島」から始まり、
中津→曽根崎→十三→川口→南恩加島
と営業場所を転々としました。
そのため、銭湯の名前もその都度変わっていた可能性があり、「はな湯」がどの地区の銭湯をモデルのしたのかは定かではないのです。
ただ、最後に「南恩加島」に落ち着いたということは、ここがモデルの可能性が高いでしょう。
しかし、残念ながら銭湯の名前や詳しい場所までは情報がないのが現状です。
この引っ越しに伴い、シヅ子も小学校を何度も転校を余儀なくされましたが、脱衣場などで披露する歌や踊りが近所でも評判だったんだとか!
ちなみに、この風呂屋は、シヅ子の弟・八郎(六郎のモデル)が19歳になるまでは続けていたそうですよ。
まとめ
今回は、ブギウギの銭湯「はな湯」について取り上げました。
ロケ地・撮影場所は、大阪市港区のレトロな老舗お風呂屋さんと判明。
ただし、モデルとなった銭湯については、何度も看板を変えていた可能性もあるため、特定できる情報はありませんでした。
追加の情報がありましたら、追記していきます!
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