【虎に翼】美雪は美佐江の娘?ネタバレと母親の手帳の全文も【みゆき】

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虎に翼の美雪(みゆき)が美佐江の娘なのかネタバレ!母の手帳の全文についても
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伊藤沙莉さんが主演をつとめる朝ドラ「虎に翼」。

物語も終盤に近づいた頃、寅子の前に「美佐江にそっくりな女の子(美雪)」が登場しました。

この美雪という人物は、美佐江の娘なのでしょうか?

また、「母の手帳」というアイテムが登場しますが、その内容についても深堀りしていきます!

本記事では小説版を元にしたネタバレを含みますのでご注意ください。

目次
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【虎に翼】寅子の前にセーラー服姿の美雪(みゆき)が登場!

クライマックスに近づく「虎に翼」。

家庭裁判所の廊下で、寅子がセーラー服姿の少女に話しかけられます。

その少女は、新潟地裁三条支部時代に出会った、あの「美佐江」と見た目も話し方もそっくり

しかし、あれから20年以上の時がたっています。

そのため、この少女が「美佐江本人」である可能性は低い

それでも、間違いなく美佐江の存在を彷彿とさせるその少女に、動揺を隠せずに汗だくになってしまう寅子でした。

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【虎に翼】美雪(みゆき)は何者?美佐江の娘なのかネタバレ!

虎に翼の美佐江と美雪

結論からお伝えすると、虎に翼に登場した「美雪(みゆき)」という少女は、美佐江の娘で間違いありません。

詳しく見ていきましょう。

美佐江の娘・美雪は、「並木美雪(なみきみゆき)」という名前です。

母親である美佐江は東京の大学に進学した後、物語に登場していませんでした。

そのため、「美佐江はその後どうなった?」と気になっていた人も多いはず。

「美佐江のその後」と「娘・美雪の生い立ち」は、美雪の祖母・並木佐江子の話から明らかとなります。

簡単にまとめるとこうです。

  • 美佐江は、上京後に妊娠
  • 娘・美雪を出産後、3歳の時に遺書を残して亡くなった
  • 森口家と離縁して祖母の佐江子が美雪を育ててきた

新潟で出会った時は、美佐江は”森口”という地元の名家の娘でした。

虎に翼の美佐江のシーン

そのため、「なぜ並木?」と不思議に思った人も少なくないでしょう。

実際、寅子も、美雪が”森口姓”でないために、美佐江との関係性がすぐには分かりませんでした。

しかし、祖母の口から、

森口(夫)が「三条の名士の名に泥を塗りたくない」と孫の美雪を引き取りたがらず、やむを得ず離縁した

と語られているため、並木というのは祖母の旧姓である可能性が高いと思われます。

そして、美雪自身は3歳で母親(美佐江)を亡くし、10年以上祖母に育てられてきたということになります。

虎に翼の美雪のシーン

「母が遺した古い手帳」を大切に持っていることからも、母親(美佐江)への強い想いが感じられます。

ただ、その母親への愛情は、間違った方向へと向かってしまうことに・・・。

美雪が家庭裁判所にいたのは、「同級生を駅の階段から突き落とした」という疑いがもたれたためです。

最初は否定していましたが、「母の手帳を返してくれなかったから」と自分の過ちを認め反省したため、不処分となります。

しかしその後、母・美佐江の真似をして、友達に売春をさせ、その相手から金品を窃盗させた容疑で再度審議を受けることになるのです。

そこで、「どうして人を殺してはいけないんですか?」というあの日の問いに、寅子は自分なりの答えを娘・美雪に伝えるのでした・・・。

詳しい内容は、最終週の放送でお楽しみください!

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【虎に翼】美佐江の娘・美雪(みゆき)が持っていた母親の手帳の全文

虎に翼の美佐江のシーン

虎に翼のクライマックスでは、「美佐江の手帳」がキーアイテムとなります。

この母の手帳には、一体どのようなことが書かれていたのでしょうか?

結論からお伝えすると、

  • 娘・美雪への謝罪の言葉
  • 上京した後のこと・死ぬ理由
  • 寅子への想い

です。

詳しくみていきましょう!

①娘・美雪への謝罪の言葉

美佐江の手帳の1ページ目には、

美雪、愛してあげられなくてごめんね

と書かれていました。

娘・美雪からすれば、「自分を愛していなかった」と告げられた訳ですから、心を揺さぶられずにはいられなかったでしょう。

しかし、子の親である筆者からすれば、手帳の1番最初に娘へのメッセージが書かれている時点で、美佐江にも少なからず愛情はあったのだと感じます。

美佐江は単なるサイコパスではなく、人間らしい感情を持っていたのだと信じたいです。

それでは、美佐江はなぜ、美雪を生むことになったのか・・・

その後のページに詳しく語られています。

②上京した後の心境

さらに手帳のページを進めると、書きなぐったような字でこのように書かれていました。

私は確かに特別だった。

私が望めばすべてが手に入った。

すべてが思いどおりになった。

けどこの東京で、私はただの女にすぎず、掌(てのひら)で転がすはずが知らぬ間に転がされていた。

次々に湧く予期せぬことに翻弄された。

身ごもれば、特別ななにかになれるかと期待したが無駄だった。

かろうじて私の中に残る”特別な私”が消えぬうちに消えるしかない。

この文章から、上京した後の美佐江が、東京という都会で翻弄されたことが分かります。

自分は本当は特別でもなんでもなく、片田舎から出てきた1人の少女にすぎない。

そんな現実を受け入れることができない心の葛藤が感じられます。

「自分が母親になれば、特別になれるのか?」そんな思いから、美雪を身ごもったことも判明しました。

美雪の父親については触れられていないため、おそらく誰かとその場限りの関係を持ち、未婚で出産したのではないかと推測できます。

美佐江の父親(森口)が孫の美雪を引き取ることを拒んだのも、世間的に隠したい事情があったからでしょう。

しかし、美佐江は母親になってしても「特別にはなれなかった」と後悔していることが伺えます。

そして、

「かろうじて私の中に残る”特別な私”が消えぬうちに消えるしかない。」

この一文から、美佐江が自分で命を絶ったという事実が判明しました。

③あの日の寅子への想い

美雪が3歳のときに、自ら命を絶った美佐江。

そんな美佐江の手帳の最後には、こう綴られていたのです。

あの人を拒まなければ、何か変わったのか?

あの人は私を特別にしてくれたのだろうか?

「あの人」とは、寅子のことでしょう。

10代の頃の美佐江は、優等生で家庭環境も恵まれていました。

しかし、世間で言われる「悪いこと」がなぜ「悪いこととして罰せられるのか」に疑問を持ち続けていましたよね。

どうして悪い人から物を盗んではいけないのか。

どうして自分の体を好きに使ってはいけないのか。

どうして人を殺してはいけないのか・・・。

当時、「答えが欲しい」「すっきりしたい」と美佐江は語り、そのために法律を学んでいると言う。

そんな美佐江を恐ろしく感じながらも、「あなたがすっきりと納得する答えを出すために、一緒に考えましょう」と手を差し伸べようとした寅子。

しかし、娘・優未を守ろうと美佐江を警戒する態度をとってしまい、美佐江は心を閉ざしてしまいました。

あの日、10代の美佐江を救えなかった代償は大きかった。

美佐江は娘を残し、自ら命を絶ってしまった・・・。

寅子としては、取り返しのつかない過去に絶望するしかありません。

この手帳からは、

  • 美佐江もあの日のことを後悔していた
  • 本当は寅子を信じたかった

そんな風にも感じられるので、余計に胸が詰まる気持ちになります。

手帳を通じて、美佐江の本当の気持ちを知った寅子は、「今度こそ、美佐江の娘・美雪としっかりと向き合う」ことを決意するのでした。

手帳の全文は小説版を元にしており、実際の放送とは異なる場合があります。

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まとめ

今回は、虎に翼に登場した少女「美雪(みゆき)」について詳しく取り上げました。

美雪の正体は、新潟で出会った大地主の娘・森口美佐江の娘でした。

そして、美佐江はすでに亡くなっており、美佐江が遺した手帳には、寅子への気持ちも綴られていました。

その手帳の全文を読んだ寅子は、どのように美雪と接していくのか・・・。

最後まで、目が話せません。

虎に翼のロケ地はこちらで紹介していますので、「とらつばロス」になっても訪れたいですね!

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