朝ドラ「ブギウギ」で、スズ子に恋心を抱く「村山愛助」。
愛助は、「小さい頃から体が弱かった」「戦争に行けないことが不甲斐ない」と語ります。
何らかの持病があり、幼少期から病弱であったこと、それが理由で兵役免除の対象となっているようです。
一体、村山愛助の持病・病気とは何なのでしょうか?
【ブギウギ】村山愛助の持病・病気とは何?
趣里さんがヒロインを務める朝ドラ「ブギウギ」。
戦時中に出会った学生・村山愛助から愛の告白を受け、歳の差恋愛に発展しそうな予感ですね!
そんな村山愛助は、多くの芸人を抱える「村山興業」の御曹司。
将来有望の青年ですが、「小さい頃から体が弱くて・・・」と、病弱だった生い立ちが判明します。
また、村山愛助は、早稲田大学の学生ですが、「同級生が出征しているのに不甲斐ない」と語ります。
そのため、愛助の持病は、現在も完治しておらず、兵役が免除されているようです。
兵役が免除されるほどの持病・病気とは一体何なのでしょうか?
愛助の持病について、ブギウギ小説版よりネタバレすると、
村山愛助は「結核」を患っている
ということが判明しています。
当時の日本では、「結核」は「国民病」として蔓延していました。
結核は、現在では治る病気です。
しかし、当時は特効薬が無く、滋養をつけて寝ていること以外は手の施しようがなかったそうです。
そんな愛助も、最近は調子が良かったため、「病気は治った」と思っていたそうです。
しかし、残念ながら、今後、村山愛助は持病の「結核」を再発させてしまう流れとなっていくようです。
結核は、空気感染を恐れる人が多いため、看病する人を探すのも難しい病気です。
ただ、スズ子はそんなことも気にせず、愛助に寄り添い、懸命に看病を続けていくのでした。
愛助の病気という困難が、2人の絆をより一層強くさせる展開となっていきます。
【ブギウギ】村山愛助の持病・病気・兵役免除は史実?
朝ドラ「ブギウギ」では、村山愛助の持病・病気は、「結核」だと判明しました。
また、それが理由で、学徒出陣の対象外となり、兵役免除されているようです。
これは、史実通りなのでしょうか?
調査したところ、村山愛助のモデルは、吉本穎右(よしもとえいすけ)さん。
あの大手芸能プロダクション「吉本興業」の一人息子でした。
史実によれば、吉本穎右さんは、
肺結核という持病があった
ということが判明しています。
そのため、幼少期から身体が弱かったそうです。
そんな吉本穎右さんは、18歳の時に、持病の「肺結核」が原因で入院。
その後は回復して、早稲田大学に通っていましたが、当時の学徒動員からは兵役免除の対象となっていたそうです。
その後、笠置シヅ子と同棲し、結婚の約束をしていた吉本穎右さん。
結婚に向けて大学を中退し、大阪の実家(吉本興業)で働くことになりました。
しかし、その時に風邪をこじらせてしまい、持病の結核が悪化し、再び入院。
その後、体調は回復することはなく、1947年に「奔馬性急性肺炎」で25歳の若さで亡くなってしまうのでした。
朝ドラ「ブギウギ」の村山愛助も、モデルの人物のように亡くなってしまうのでしょうか?
ブギウギの制作発表の資料によれば、「スズ子は死に目に会えなかった」と記されています。
ところが、青年は病にかかってしまいます。
引用:https://www.nhk.jp/g/blog/io1_n7ke1cb/
会えない日々が続き、そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報でした。
死に目に会えず、結婚もできないままの別れ。
そのため、ブギウギでも、史実通り、愛する人との別れが待ち受けているようです・・・。
一方で、吉本興業の創業者をモデルにした朝ドラ「わろてんか」。
一人息子(モデル:吉本穎右さん)は、「出征して生きて帰ってくる」というオリジナルの展開となっていました。
まとめ
今回は、朝ドラ「ブギウギ」の村山愛助が患っている持病・病気についてご紹介しました。
史実通りに行けば、持病の結核が再発し、スズ子が懸命に看病をするという流れとなり、最終的には悲しい別れが待っていると思われます。
辛い展開となりそうですが、スズ子と愛助を見守っていきましょう。
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