趣里さんが主演を務める朝ドラ「ブギウギ」。
新たに登場した青年「村山愛助(むらやまあいすけ)」は、「村山興業」という会社の一人息子だということがわかりました。
この「村山興業」とは、モデルが実在しているのでしょうか?
また、その村山興業のモデルが現在はどうなっているのかも合わせてご紹介していきます!
【ブギウギ】村山興業の御曹司・村山愛助が登場!
戦後のスター歌手・笠置シヅ子氏をモデルにした朝ドラ「ブギウギ」。
愛知への慰問コンサートに向かったスズ子は、スズ子の大ファンだという学生「村山愛助(むらやまあいすけ)」と出会います。
愛助は、大阪出身で、しかも「村山興業」という会社の一人息子だということが判明します。
スズ子は、どこか弟・六郎の面影を感じてしまう愛助が気になっていきます。
スズ子は29歳、愛助は19歳と、年齢は10歳もありましたが・・・
2人が恋愛関係になるのには、そう時間はかかりませんでした。
愛助にとっても、スズ子にとっても、「生涯で唯一の愛する人」となっていきます。
【ブギウギ】村山興業のモデルは実在?現在の◯◯興業だった!
そんな村山愛助の実家は、「村山興業」という芸人を抱える芸能事務所ということです。
この「村山興業」のモデルは実在しているのでしょうか?
村山興業のモデルはあの吉本興業
調査したところ、なんとモデルは、
吉本興業ホールディングス株式会社
ということが判明しています!
「吉本興業」といえば、大阪に本社をもつ、日本を代表する大手芸能プロダクションですよね。
そして、吉本興業といえばなんといっても「お笑い」。
「お笑い界」「演芸界」の名門としても知られ、
- 明石屋さんま
- ダウンタウン
- 今田耕司
- ナインティナイン
- タカアンドトシ
など数々の超人気芸人を輩出してきました。
そして、現在の所属タレントはなんと6,000人以上にもなります。
吉本興業の一人息子
村山興業のモデル「吉本興業」は、1912年に創業。
100年以上も歴史がある老舗のプロダクションだったのです。
そして、村山興業のモデルが「吉本興業」ということは・・・
ブギウギ「村山愛助」のモデルは、
吉本興業の御曹司「吉本穎右(よしもとえいすけ)」さんということになります。
吉本穎右さんの実家は、大阪市で寄席経営を始め、1912年に「吉本興業部」を設立。
初代の社長は「吉本せい」さんです。(村山トミのモデル)
「吉本せい」さんは、吉本穎右さんの実の母親でした。
共に創業したの夫・吉本吉兵衛さんは、吉本穎右さんが生まれてすぐに亡くなってしまっています。
そのため、一人息子だった吉本穎右さんを「吉本家の当主」として家督の相続をさせました。
母・吉本せいさんは、吉本家の当主である吉本穎右さんの親権を行使する形で、女社長としてトップに。
そんな吉本せいさんは、創業時から女興業師として「やり手」だったそうですが、実質的な運営は、吉本せいさんの実弟・林正之助さんも一緒に行っていたそうです。
実弟が吉本興業を引き継ぐ
そんな吉本家の一人息子・吉本穎右さんは、早稲田大学に進学。
その後、1946年に大学を中退し、吉本興業での仕事に専念し、「社長見習い」として働いていました。
しかし、吉本穎右さんは、会社を継ぐ前に、病気により若くして亡くなってしまいます。
そのため、吉本興業は、吉本せいさんの弟・林正之助さんに引き継がれて行ったのでした。
ちなみに、2005年までは、林正之助さんの娘婿・林浩章(ひろあき)さんが、吉本興業の代表取締役社長を歴任。
現在の吉本興業ホールディングスの社長は、ダウンタウンの元マネージャーである「岡本昭彦」氏が就任しています。
まとめ
今回は、朝ドラ「ブギウギ」で登場する村山愛助の実家が経営する「村山興業」について取り上げました。
村山興業のモデルは「吉本興業」として現在も実在しています。
あの「吉本興業」と「笠置シヅ子」が関係していたとは・・・驚きの展開ですね。
戦時下で燃えた2人の恋がどのような結末を迎えるのか、見守っていきましょう。
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